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【スターマリン株式会社/室蘭市】

日本六大工場夜景の魅力を代々家族で伝え続ける会社
【スターマリン株式会社/室蘭市】

掲載年月:2018年9月

スターマリン株式会社

企業・団体のビジョンやミッション

室蘭といえば工場夜景。その魅力を伝える仕事

今では室蘭の代名詞になりつつある「工場夜景」。当初これをもとに観光に力を入れようと室蘭市が動き始めたことをきっかけに、ナイトクルージングの運営依頼を受けたのがスターマリン株式会社です。今ではこの他にもイルカ・クジラウォッチングや、時には造船までも手掛けています。これらの業務を通じての「観光まちおこし」に力を入れている会社なのです。

例えば、かつて明治の北海道開拓時代に誕生した函館エリアの渡島に位置する森町と室蘭市を結ぶ航路であった「森蘭航路」。函館市と小樽市を結ぶ新たな航路の誕生や、鉄道の開通といった新たな交通網に押されるように昭和3年に廃止された航路です。噴火湾の豊かな自然の魅力と北海道開拓の歴史を体感することができるこの航路を復活させたいと有志は集まりましたが、海流や波の状態、安全面などから難しいという声もありました。しかし現スターマリンの常務取締役を筆頭に、「『森蘭』、森町と私たち室蘭じゃなければこう呼べない。やるしかない」と立ち上がり、道南と日胆地域を結ぶ新たなプロジェクトが誕生しました。そして、この航路を渡る船「ライジング・ドラゴン号」の船長を常務自らが務め、復活を果たしたのです。この航路はなんと言っても海からの夜景や駒ヶ岳などの絶景を楽しめる他、時期によってはイルカも見ることができます。この航路がきっかけとなって、日胆地区に観光客などたくさんの方に来てもらうことが、これからの大きな目標です。

海外のお客様も安全に楽しめるように

近年室蘭市もインバウンドが増えてきています。室蘭のこの素晴らしい景色を船の上から海外の方々にも楽しんでもらいたいという思いはとても強くあるのですが、海上で言語が通じないと危険に繋がります。そこで、英語や中国語ができるガイドの配置や、船上にある注意事項が書かれた看板などの多言語化などを考え、今まさに動いているところです。そのためにインバウンドへの対応を勉強する研修などにも積極的に参加し、安全面をしっかり確保できるよう準備を進めています。そしてこの室蘭で多くの人の心に残る体験をしていただきたいと、日々みなさんの笑顔を考えながら奮闘中です。

代表者からのメッセージ

室蘭は昔から「鉄のまち」として発展をしてきたこともあり、よく赤やグレーといった色のイメージをもつ方も多いのかもしれません。しかし私は、室蘭といえば「海」や「空」といった青をイメージします。私は落ち込んだ時には海を見に行くくらい海が大好きなんです。冬は雪も少なく、人も多すぎずガヤガヤしていなくて落ち着いたまちです。
もともとこの会社が家業でもあり、2・3才の時にはすでに「私、大きくなったらパパみたいな船長になる」なんて言っていました。その夢も叶い、今では船長として私自身も大好きなこの風景を多くの人に伝えることができるとても素敵な仕事です。
(常務取締役:山田京香)

企業・団体の魅力
  • 普段の生活の中ではなかなか見ることのできない光り輝く室蘭の夜景を多くの方に楽しんでもらえるお仕事です。
  • 家族ぐるみで代々経営している会社です。
  • インバウンドの方はもちろん、北海道外の方に伝えるべく東京などに営業に出たりと積極的に活動しています。

若くして常務取締役であり、そして母である山田さんに仕事と子育てとの両立について聞いてみました。

「仕事との両立はやはり大変なことが多いですが、室蘭市内には10カ所の保育園があるので安心です。船長として海に出る仕事でもありますが、観光船なので普通の船乗りとは違い、1日の中で必ず室蘭に帰ってくることができることもあって、毎日子どもと過ごせる安心もあります」と、子育てと仕事の両立について教えてくださいました。保育園も多く、子育てしながら働くということについても特別不安はないそうです。また、山田さんは現在港を活かしたまちづくりを女性の視点から考える「みなとまちづくり女性ネットワーク室蘭」の事務局長にも就任。山田さんは「私と同じ世代でまちを出て行ってしまった人も、いつかこの室蘭に戻ってきて欲しいなぁ」と話してくれました。

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