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【ioru(イオル)/芦別市】

「ぜんぶ山にある」。アイヌ文化に学ぶ山間資源の価値の見直し
【ioru(イオル)/芦別市】

掲載年月:2019年2月

ioru(イオル)

企業・団体のビジョンやミッション

「ぜんぶ山にある」―自然から得られる生活

「イオル」とはアイヌ語で伝統的生活空間を指します。私たちが普段の生活の中で、スーパーで食材を仕入れ、ホームセンターで家の材料を探し、病院で治療を受けたりするのと同様、アイヌの人たちは山や自然から生活の材料を調達し、植物等を薬草として使っていました。現代の私たちが生活圏として見ている範囲が、アイヌの人たちにとってそれが山や自然であった、ということです。
林業に携わる中で草木の勉強もしましたが、現在の生活では価値がないとされていた自然資源には実は大変な価値があった、ということを知ったのがこの取り組みの始まりです。
現在は「クロモジ」「ホオノキ」「キタコブシ」等の、素朴で、でも日常では手に入らない自然素材を使った商品を販売しています。お客様によってはハーブティーの様に楽しむ方もいますが、「二日酔いに効いた」などの声もあり、飲食店のお通しのお茶としても使って頂いています。

自然体験、アクティビティも商品に

今までインスタグラム等を見て頂いた方が20組ほど泊まりに来られました。アウトドアのニーズも高まっていますし、ioruの取り組みも知っていただく機会も増え、今後は山歩きや狩猟見学などの日常では手に入らない体験も、民泊も含めた自然体験事業の一環として商品化していきたいと考えています。
また現在はペット用の鹿肉のボイルも人気があるのですが、供給が間に合っていないのが現状です。まだまだ外に出し切れていない素材もあり、アイテム数を増やしていきたいとも考えていますし、販路も拡大したい。人の口に入る商品としても、さらに安全性を高めて、良いものをもっと多くの人に提供していきたいと考えています。

インスタグラムをフォローしてください。私の大体の生活が見えると思います

インスタグラム
https://www.instagram.com/blakiston_line/

フェイスブック
https://www.facebook.com/ioruhokkaido/

 

代表者からのメッセージ

【「想像以上の自然」を味わえます】
自然の中で生きるのは大変ですが、その分多くの恵みをもらいます。外灯がないので、夜になれば「真の闇」を体験できます(笑)。その中で見る星空は本当に綺麗です。10分歩けば渓流釣りができる場所がありますし、キノコ、山菜は、私が以前まで知っていた、量産された味の薄いものではなく、山で採取したものは味が濃く、美味しいものばかりです。
素材はたくさん用意できるので、それをデザイン・加工した商品を開発できる仲間が欲しいです。まだまだ多くの資源が眠っていますので、多くの方に自然の価値を見直してもらいたいと思っています。

企業・団体の魅力

親の影響で自然は好きでしたし、猟師という仕事にも興味がありました。自然の雄大さ素晴らしさをもっと多くの方に体験してもらいたいです。山にいると、多分動物なのでしょうが(笑)、常に何かに見られている感覚があります。山に入るときは「お邪魔します」「いただきます」という気持ちで、慢心せずにいたいと思っています。
ヒグマも生息していますので、無事に家に帰れた時は、自分が生きている喜びを感じます。自然から多くのものをもらい生かされていますので、自然を切り取っていく商売でもあり、命と向き合う仕事であるということも認識してもらいたいと思っています。

移住のハードル

「自分探し」というただ漠然とした理由で安易に移住を決めるのは少しリスクがあります。「やりたいこと」は明確に決めておくべきだと思います。その中でも孤独に対する耐性は持っているべきだし、生活は自分で切り開く、結果はすべて自己責任であるという覚悟は必要です。
ある程度のお金も必要です。私は東京の移住フェアで「地域おこし協力隊」制度と出会いました。芦別市は林業部門がありましたので応募させてもらいましたが、制度の収入がなければ、移住は本当にハードルが高かったと思います。
地域の方との関係は積極的に築いた方が良いと思います。大変なことであっても頼まれたことは一生懸命にこなして、少しずつ信頼されるようになったので、こうして軽トラや家屋も安く譲って頂くことができました。
私自身、分からないことだらけでしたので、本当に遠慮なく何でも聞いてください。

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