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【十勝しんむら牧場/上士幌町】

ミルクのおいしさ、ぜんぶ
【十勝しんむら牧場/上士幌町】

掲載年月:2017年3月

有限会社 十勝しんむら牧場

企業・団体のビジョンやミッション

いのちをはぐくむ「乳」を生産し皆様へ

私たちにとって酪農経営とは、この「場」の持つ自然や生態系と調和し、再生産が可能な経済活動です。環境コストを意識し、環境負荷をできるだけ少なく。その活動は社会や環境に対する貢献であると考えています。

「乳」は、すべての哺乳類が生まれて最初に口にするものであり、いのちを支える源です。そして「乳」は様々な食べ物に加工され、食卓を豊かにしてくれます。私たちはこの「乳」を大切に、皆様の元へとお届けします。

土づくり〜生きた牛づくりは、いい土づくりから

誰もが安心して飲めるおいしい牛乳を作りたい。そんな願いのもと、取り組んでいるのが、牛本来の姿である放牧酪農です。放牧の際に牛のエサとなるのは、牧場に生えている草。いい牛を育てるためにはいい草が不可欠であり、いい草を育てるためにはいい土が不可欠です。だから私たちは、酪農において土づくりを最も大切に考えています。

約80haすべての畑のサンプルをアメリカの専門機関に送り、土壌分析を実施。ニュージーランドのコンサルタントDr.エリック川辺氏に依頼。その結果に基づいた施肥設計によって土中のカルシウム、マグネシウム、窒素、微量要素などのバランスを調えていきます。もっとも、長年化学肥料を施された土は微生物やミミズも住めない弱い土になってしまっているため、土のバランスがよくなるまでには3~5年もかかります。忍耐を要する作業ですが、土が本来の力を回復してくると微生物や昆虫が増えて生態系が整い、牛糞の分解も活発になります。そして分解された栄養素を草が効率よく吸収し、健康でおいしい草が育っていきます。多種多様な草があることにより、牛は放牧で自由に草を食べる事ができます。そのため、いわゆる雑草も牛にとっては大切な草のひとつです。

放牧酪農〜ストレスフリーですくすく育つ牛たち

十勝しんむら牧場の牛は、搾乳のとき以外は年間を通して1日中放牧されています。冬は、フリーバーン式の仕切りのない牛舎で畑にも自由に行き来でき、牛は冬でもほとんど畑に出ています。狭い牛舎につながれるストレスもなく、おいしい草を体が必要とするだけ食べて、広い大地でのびのび育った牛たちの体は引き締まり、表情もおだやか。心身ともにすこやかなようすがひと目でわかります。広大な放牧地で自由に過ごし、新鮮な草を食べた牛は健康で幸せです。たくさん牛乳を出すのではなく、小さく無駄のない体で、長く生きるタフで強い牛をつくること。十勝しんむら牧場の放牧に向いた地牛づくりです。

牛が食べる量と草が成長するスピードに配慮して放牧地を区分けし、順次牛を移動させていく「集約放牧」を実践しています。これにより放牧シーズンを通して草の量と品質を全体で均一に保つことができるので、牛が好んで栄養価の高い草を多く食べるようになり、その分輸入穀物を減らすことができます。いい草をたっぷり食べている牛から搾った生乳は余計な雑味脂肪が邪魔をせず、さらっとした飲み口で後味はすっきり。その味の差は歴然としています。

ミルクジャム〜放牧牛乳のおいしさを、もっと多くの人へ

放牧酪農をスタートしたのは1994年のこと。試行錯誤を繰り返しながら土づくりに取り組み、長い時間をかけて自然本来の生態系を取り戻し、お客様が安心して飲めるおいしい牛乳の生産に尽力してきました。こうした取り組みが評価され、1998年には北海道知事賞・農林水産大臣賞・天皇杯日本農林漁業振興会会長賞を受賞。さらに2000年、国内初の牛乳加工食品「ミルクジャム」発売に乗り出しました。

ミルクジャムは、もともとはフランスの農村部で作られていた保存食。牛乳と砂糖を煮つめるだけ、というシンプルなレシピですが、それだけに素材の鮮度とクオリティ、作り手の技術がダイレクトに味に顕われます。十勝しんむら牧場のミルクジャムは、牧場で生産した放牧牛乳と北海道産グラニュー糖のみ。専用の釜で1/3量になるまでじっくりと煮つめていくのですが、牛乳の脂肪分等が季節や天候によって変動するため、その時間は一定ではありません。火からおろすタイミングを決めるのは、長年の経験を重ねたスタッフの目。365日牛と向き合い、牛乳の毎日の変化を知り尽くしているからこそ、つねに変わらない味と品質を保つことができるのです。

牛乳のおいしさをギュッと濃縮したミルクジャムは、コンデンスミルクよりもずっと牛乳の風味が濃いのに、後味はべたつかずさっぱり。保存料など余分なものは一切使用していないので、小さなお子様にも安心してお召し上がりいただけます。パンやケーキ、フルーツ、コーヒーや紅茶などのほか、お料理の隠し味としても一役買ってくれます。あなただけのミルクジャムの楽しみ方を見つけてみてはいかが?

代表者からのメッセージ

■自然への畏敬と農業の素晴らしさ、そして感動を伝えたい

北海道・上士幌町に十勝しんむら牧場の礎(いしずえ)を築いた曾祖父(新村 吉春)が富山県から入植したのは、1933年(昭和8年)3月初旬のことでした。
まだ雪深い未開の地に初めてたどり着き、直径1メートル以上もの大木を切り倒し、畑を開く。そして種まき、収穫。馬とともに汗を流す。
1年1年少しずつ作り上げていったこの牧場の2代目、私の祖父(新村 源雄)はこんな言葉を残しています。

農業を国の基盤産業として明確に位置づけ、次代を担う若者が安心して国民の要望する
食糧生産に意欲を持って取り組める政策を確立していかなければならない。

この言葉を胸に、私は4代目として21世紀の酪農経営に取り組んでいます。
十勝しんむら牧場にとって酪農経営とは、この「場」の持つ自然や生態系と調和し、再生産を可能にする経済活動です。
そして、その過程において環境コストを意識し、環境負荷をできるだけ少なくすることは、社会および環境に対する貢献活動であると考えています。

酪農経営の核である「乳」。それはすべての哺乳類が生まれて最初に口にするものであり、いのちを支える源です。
乳」はさまざまな食べ物に加工され、食卓を豊かにし、次代のいのちを育んでいきます。
食を通していのちを育む酪農という仕事に、私は大きな誇りと意欲を抱いています。
未来に受け継がれるいのちのために、誰もが安心して口にできる牛乳や乳製品をつくりたい。
変わらない願いのもと、私たちは今日も、明日も、これからも、いい土を作り、いい牛を育て続けます。

企業・団体の魅力

■牧場ど真ん中!上士幌町「十勝しんむら牧場」のショールーム

十勝しんむら牧場の真ん中に「クリームテラス」を作ったのは、お越しくださる皆様にありのままの牧場の様子をご覧いただきたいからです。だから私たちはクリームテラスを「牧場のショールーム」と考えています。牛や豚やヤギの元気な姿と四季の移ろいやお天気、時間などで変化する折々の風景を眺めながら、放牧牛乳のおいしさを多彩なメニューでお楽しみください。


窓の向こうでは2組のヤギの親子がのんびり草を食べ、庭の手入れに一役買ってくれています。
十勝の自然と愛らしいヤギの姿に目を楽しませながら、くつろぎのティータイムをどうぞ。

【クリームテラス】

北海道河東郡上士幌町上音更西1線261番地
Tel:01564-2-3923 / 営業時間:AM10:30~PM17:00
定休日:4~10月 火曜日定休、11月~12月 火・水曜定休、1~3月 全休

クリームテラス エスタ帯広駅店

上士幌町にある「十勝しんむら牧場」のアンテナショップです。牧場のフレッシュミルクから作られたソフトクリームやクリームを使用したワッフルサンドなどのテイクアウトメニュー、お土産におススメのミルクジャムやオリジナル牛グッズ・Tシャツを販売しています。季節やイベントなど、旬のメニューをいち早くお楽しみいただけます。

【クリームテラス エスタ帯広駅店】

北海道帯広市西2条南12丁目4(JR帯広駅エスタ西館) Tel&Fax:0155-26-2346 / 営業時間:AM8:30~PM19:45 /定休日:エスタ帯広西館に準ずる

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