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【株式会社 ヤマダイふじた/古平町】

大正時代からの伝統の味を守り「美味しいたらこ」を追求する
【株式会社 ヤマダイふじた/古平町】

掲載年月:2019年1月

株式会社 ヤマダイふじた

企業・団体のビジョンやミッション

大正7年創業の歴史ある店

創業以来、古平町の特産品である「たらこ」を中心に水産加工業を営んでいます。原料はアラスカ沖で水揚げされる良質なスケトウダラを船上で採卵し、急速冷凍した新鮮なものだけを使用しています。伝統の塩蔵製法を守り続け、機械には頼らず、その時期の魚卵の状態や熟成時間などを人の目と触感で確かめ、たらこ本来のうまみを損なわない味に仕上げています。

地域産業の再生を願って5代目に就任

2013年の加工組合の破綻とともに、町内の古いたらこ加工所が次々と廃業しました。そのときは町から札幌周辺に職を求めてたくさんの人が出ていき、通勤の女工さんの姿もぱたりとなくなり町が一気に寂しくなったと感じました。札幌のサラリーマン生活を経て、実家に戻り加工場を手伝っていたときのことです。
父親からは「古平には働く場所も少ないし、札幌で就職してもいいぞ。好きなようにしろ」と言われたものの、基幹産業の水産加工を失い働き場所のなくなったこの町がこの先どうなってしまうのかと悩みました。古いお客さんからは「古平の美味しいたらこを食べ続けたい」と言われ、自分でもこの素晴らしい加工技術を残したいと思って、会社再建に踏み切りました。

荒波を乗り越えて

30歳で社長に就任して以来、首都圏を含む各地での営業、オンラインショップなどによる販促と、努力を重ねて何とか軌道にのせることができました。ふるさと納税の返礼品に加えてもらったり、東京や札幌のイベントに出品したり、町にもいろいろと支援していただいています。
札幌の広告代理店に勤めていた時代に都会と田舎のマーケット感覚の違いを知ったその経験が、広報や商品開発に役立ったと思います。

代表者からのメッセージ

古平がかつて漁業でにぎわった頃はとても活気があったといいます。町が昔のような元気を取り戻し、若い人たちが住み続けられる、そんな町にしたいと思って、たらこを通じて古平町のPR活動もしています。自分自身、子どもの頃に加工所を手伝わされた経験は決して楽しいものではありませんでしたが、今の仕事感覚に生きているような気がします。大人がイキイキと働く姿を子ども達が見たら、故郷に愛着を持って帰ってきたくなるのではないでしょうか。

企業・団体の魅力

「ヤマダイふじた」と社名は改めましたが、創業以来の伝統を守り続け、とにかく「美味しいたらこ」「安心安全な古平の味」をお届けできるように、従業員一同切磋琢磨しています。組合時代と変わって、材料を選ぶところから販売まですべて自分でやり、創意工夫することにやりがいや喜びを感じています。
古平は田舎ですが、小樽や札幌、ニセコへのアクセスもいいし、季節の美味しいものがいっぱいあって人間らしい暮らしが送れることが魅力ですね。

ご当地グルメにもたらこメニューが

チューブの「ぷちぷちたらこ」、酒の肴にぴったりの「つぶジャン辛」や「イカの一夜干し」など加工品にも力を入れています。古平漁港で開催した「東しゃこたん漁協祭」では、「たらこバター焼きそば」「明太子フランスパン」などを出店。2018年には古平150周年記念行事のご当地グルメ開発イベントで、地元出身の宮本シェフにレシピ協力していただき、たらこのソースや点心、チャーハンなどのメニューを研究しました。実は、美味しいたらこはそのままご飯に乗せて食べるのが一番美味しいんですけどね(笑)

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