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ミュージシャンの経験を水産加工・販売へ【石塚水産/岩内町】

企業・団体のビジョンやミッション

積丹半島が育んだ自慢の海産物

四代続く漁師の家系。先代である父親が水産加工を始めて、2010年に代表を継承しました。あわび製品を中心に、イカの沖漬けや塩辛、つぶ貝の塩辛などの加工品を製造、販売しています。
輸入じゃない地場産の原材料にこだわり、漁場の近さを活かした新鮮さが一番の売り。昔ながらの伝統的な製法を父親から受け継ぎ、現代の顧客の嗜好に合わせ改良を重ねた「本場漁師の味」と自負しています。

ミュージシャンから一転、地元の水産加工会社へ

札幌の大学を卒業後、東京では漁業とはまるで縁のない音楽の仕事をしていました。学生時代のバンドでメジャー契約し上京。バンド解散後も、作詞、作曲、プロデュース業に携わり13年。大きな仕事も取れ始め順調にやっていた頃、父が病気になり東京と岩内の二重生活が始まりました。家業の行く末を心配する両親を残し東京に住み続けての創作活動は心苦しく思い、岩内に戻る決意をしました。戻ってからしばらくはひたすら修行の日々。家計を支えるため夜は塾講師のバイトをしていたこともあります。
生まれ育った町はかつての活気が失われひどく寂れて見えました。当初は本業の忙しさもあり、ほとんど引きこもった暮らしをしていました。それが、観光協会に声をかけられイベントの運営などを手伝ううちに、地元の人たちが当たり前すぎて気づいていない地域の魅力を自分なら掘り起こして発信することができる、町を元気にするお手伝いができるんじゃないか、と思うようになりました。次第に自分からも色々な提案をするようになり、イベントの企画・運営をするうちに仕事以外の人たちともネットワークが広がりました。現在では「しりべし未来ネットワーク」や「岩宇まちづくり連携協議会」などの地域活動にも力を入れています。

「定番」にとらわれず、新たな取組みも

新しい商品開発にも取り組んでいます。その1つとして、「えぞあわびアヒージョ」を考案しました。きっかけは同世代の仲間との雑談の中から。後志はニセコをはじめとした冬のリゾート地が数多くあります。ところが仕入れの多くは札幌や東京からで、地元産品の扱いはまだまだ少ないとのことでした。
仁木や余市などの地元産のワインとも合わせやすい高付加価値商品を作り出せないだろうか?というスタートから、色々な人たちの助言や協力のもとに完成しました。常温でも保存、持ち運びができるため、お土産にも大変好評です。

代表者からのメッセージ

販路開拓に苦戦していた頃、「今の仕事を自分の得意分野に置き換えて考えてみるとどうなるだろう?」と思いました。例えば、「加工の仕事はレコーディングに似ているな。対面販売はライブだな。」などなど。音楽を通じて自分の思いや感じ方を伝えるのと同じように今の仕事にも取り組んで活かしていければと思います。「塩辛オフ会」などの自社イベントも通販などのオンラインでも、人との繋がりが広がっていくことに同じ喜びを感じています。全然違う場所で、全然違う職種でやっている事なのに、同じような喜びを感じられるなんて不思議ですよね。そんな積み重ねを続けるうちに、今では「ここでしかできない事、ここだからこそできる事」がたくさん生まれています。

企業・団体の魅力

日本中どこに持っていっても自慢できる新鮮な素材、昔ながらの漁師伝統の味に誇りを持っています。その魅力をお客様に丁寧に伝え、一緒に楽しめる場を提供したいです。
また、子育てしながら働き続けられる職場環境や、活気ある町づくりや誇りを持てる地域づくりも大切だと思っています。ひとりひとりの暮らしや、地域の幸せがダメになってしまったら、元も子もないですからね。

地域トピックスなど

初めて企画・運営をした「さよなら岩内線30周年」イベントでは、当時の駅前をジオラマで再現したり、鉄道模型やミニレールなど子供も遊べるスペースなどを作りました。駅前の再現ジオラマでは、おばあちゃんが当時を懐かしんで涙を流して喜んでくれたのが印象的でした。
世代をつなぐ地域の文化や伝統、暮らしの知恵などこの地域だからこそのものに、住んでいる人たちが誇りを持てるよう、仲間たちと一緒に広域連携の観光地域づくりを進めているところです。

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