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【北十勝ファーム有限会社/足寄町】

雄大な自然の優しさと厳しさ、そして人間の英知と努力 その調和の中にこそ本物の農業、本物の食、本物のおいしさがある
【北十勝ファーム有限会社/足寄町】

掲載年月:2019年2月

北十勝ファーム有限会社

企業・団体のビジョンやミッション

原料から国産の飼料で安全・安心、豊かな自然の力で健康・元気

牛に与える飼料に、十勝産の飼料用のトウモロコシ(デントコーン)で作った乳酸発酵飼料、十勝産の食用に向かない小麦、傷大豆、ビートの搾り粕などを利用することで、飼料の国産自給率95%以上を達成しています。輸入した原料を日本で加工したものを「国産飼料」と呼ぶ場合もありますが、北十勝ファームの「国産自給」とは「原料も国産」であることを意味しています。
また、北十勝ファームの牧場の裏手には、北海道唯一の「雑木林の天然林」(3,700haに及ぶ九州大学の演習林)が広がっています。ヒグマも住むこの林には、天然林ならではの大きなナラの木がたくさん生えています。その林の中で湧き出ている水を牧場内に引き込み、牛の飼育に使用しています。牛たちは毎日、この「人もうらやむナチュラルウォーター」を飲んで健康に育っています。さらに、北海道十勝の雄大な広葉樹の山々に囲まれた緑豊かな牧場での放牧飼育が、牛たちをのびのびと、元気に健康に育てています。

独自の飼料配合率でおいしさを追求

牛肉の味は肥育時に与えた餌によって大きく変わります。一般の牧場では、基本的に市販の配合飼料をそのまま使用しますが、北十勝ファームでは、牛の生育状態に合わせておいしい肉になるための飼料の配合割合を日々模索しています。その甲斐あって、取引先の方からは「北十勝ファームの肉は臭みがない」と高い評価をいただいています。

環境へのこだわり たい肥を地域で循環させて環境負荷を低減

北十勝ファームで作られたたい肥は、近所の畑作農家で使用してもらい、牛の飼料となるデントコーンを生産してもらっています。これにより、飼料購入、たい肥の輸送、および畑作農家の方の肥料購入にかかわるエネルギーを削減しています。研究機関の分析によると、この地域循環農業の取り組みにより、北十勝ファームの牛の95%を占める「短角牛」では、一般の黒毛和牛のお肉よりもCO2、CH4、N2Oの排出量が半分程度に抑えられている可能性があるとのことです。
また、北十勝ファームでは、牛舎で発生する牛の糞・尿の一部を「たい肥舎」で発酵させ、購入した木くずに混ぜて牛舎に戻して再利用しています。一般的に、敷料には木くずなどをそのまま使用しますので、これにより木くずの消費量が削減されます。

代表者からのメッセージ

「自分で考えて、行動できるひと」
北十勝ファームでは、「自主性」を大切にしています。牛たちとの付き合いは、指示して上手になるものではないからです。自分で考え、行動することで、牛たちとの関係も深めていくことができると考えています。牛に言葉は通じなくとも、向上心と牛への愛情を持っていれば、きっとプロの農業従事者になれるでしょう。日本の農業を支える一員だという誇りと日本の食卓を笑顔にしているというやりがいを感じることが出来るはずです。

企業・団体の魅力
  • 和牛四品種のうちの日本短角種を、有機的飼育を基本概念とし繁殖から肥育まで一貫生産しています。牛肉の卸業務や一般小売をする機会もあり、牛の一生に深く携わることができます。
  • 自然と人的技術の調和を目指し、牛とヒトを幸せにする牧場を目指しています。
  • こだわりの飼養方法とお肉の味を都内の飲食店に評価されています。

ベテラン従業員からも一言

牛と会話ができるかのような牛のお世話のプロで埼玉県出身の中村梢乃さん。牛の飼養管理だけでなく、事務処理から牧草収獲等で大型農機まで乗りこなす、穏やかですがかっこいい女性です。「磨かなければいけないスキルはたくさんありますが、その分やりがいがあるし、さまざまな能力が身につく仕事だと思っています」。

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